2010年10月アーカイブ
~樹脂胡粉~
チタン胡粉をバインダーで練り上げた胡粉です。
仕上げや型の摺り込み、直しに使用出来ます。
バインダーで練っているので蒸しはいらないのですが、ドライヤーやアイロンなどで乾燥させたほうが
、より接着が強くなります。
当社のカゼイン入り友禅胡粉などに混ぜて白度を増すのにも使われています。
~ピース用ホワイト~
チタン胡粉をバインダーで練り上げた胡粉です。
仕上げや型の摺り込み、直しに使用出来ます。
バインダーで練っているので蒸しはいらないのですが、ドライヤーやアイロンなどで乾燥させたほうが
、より接着が強くなります。
ピースガンで吹きつけ出来るようにメッシュの細かいチタンを使用していますが使用後は水、ぬるま
湯で洗い流して下さい。
ノズルの詰まりの原因になります。
~P-1胡粉~
ピース用ホワイト主体で、より接着力を強くした胡粉です。
~片羽刷毛~
片羽刷毛は手描友禅でぼかし染を表現する場合に使用します。
穂先が斜めにカットされているのが特徴で、使い方は片羽刷毛に水を含ませ穂先を揃えたうえで
穂先の長い方に染料液をつけ、短い方に水をつけ刷毛の穂先の部分にぼかしをつけて、それを
生地に写しとるという使い方をします。
1分~1寸2分(竹幅で1分が3mm)までありますが、3分~6分がよく使われます。
~差指刷毛~
差指刷毛は穂先がまっすぐそろった刷毛で、手描友禅では色をムラなく均一に塗る場合に
用います。
差指刷毛も1分~1寸2分までありますが塗る広さにによって使われるサイズはさまざまです。
ただ、広い場所を塗るのに小さいサイズでは刷毛ムラの原因になってしまいます。
当社は手描友禅に使用されます酸性染料、直接染料の中間色に力を入れております。
昔はメーカーの色数も少なかった事もあり、友禅職人さんは3原色にグリーン、ブロン、バイオレット、
ブラックなどで色合わせをしておられました。
しかし色数が少ないと手間と時間が掛かり、なおかつ色出しにも限界があります。
現在は少しでも色合わせの時間を削り容易に色だしが出来るように沢山の色数を持つ事で
得意先のニーズ、同じ柄の追加商品のスピーディーな色出しに重宝されています。
着物業界の色のこだわりは特別な物で、朱ひとつで何処の仕事をしておられるの分かるのも
あります。
200色の中からお探しの'色'が必ず見つかると思いますので一度お問い合わせをお願い致しま
す。
小分けは50g~させていただきます。
今日あった出来事や、私の思う事についてなんかを書いていきます。
よろしくお願いします。