京都で染料・顔料をお探しの方は中神染料店へ。

2018年10月アーカイブ

NEWカラー染料を作って3年ぐらい経ちますが、普及につれてよく使われる物が段々分かってきました。

よく使われると言う事は溶解や混色した時の分離が少ない、発色、堅牢度などが挙げられます。

今までの職人さんですと訪問着専門とか、子供物専門、振袖専門など手描き友禅でも分担されている所が

多かったですが、最近では何でもこなす職人さんがより重宝されています。

訪問着専門でお仕事されている方が使っておられる染料は比較的渋い染料が多いですし、

振袖専門でされている方は派手な染料が多いです。

訪問着専門や付下げをされている方が振袖のお仕事をされるとどうしても配色が渋くなるとか、色が出ないとか

よく聞きます。

持っておられる染料が渋かったら、どんなに色合わせを頑張っても派手な色は出ません。

京都や地方の手描き職人さんがよく使われている染料を20色厳選しました。

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現在、市場に回っている着物の染料は従来の発がん性を含む物が多いです。

将来的に見ても環境に配慮した染料が主流になる事は間違いないと思いますので

買い替え時は「NEWカラー染料」をどうぞ。